当日はこのような流れで進みます
「どんなことをするのだろう。」
初めて手のケアを受けるとき、多くの方が気になるのは施術の内容ではないでしょうか。
「いきなり施術が始まるの?」
「痛いことはしない?」
「何を確認するの?」
事前に流れがわかっているだけでも、不安はぐっと少なくなります。
ここでは、当日の流れを順番にご紹介します。
① まずは、お困りのことをお聞きします

最初に、お話を伺う時間を設けています。
お聞きする内容は、例えば次のようなことです。
- どんな動きで気になりますか?
- 痛みやこわばりはいつ感じますか?
- 指が曲げにくい、手首が動かしにくいなど、どのようなことで困っていますか?
- いつ頃から気になり始めましたか?
- 思い当たるきっかけはありますか?
- 治療を受けた場所の、動かしづらさやこわばりですか?
同じ「手が痛い」というお悩みでも、
・パソコン作業で気になる方
・料理をしているときに気になる方
・仕事で道具を使うときに気になる方
では、負担がかかっている場面が異なります。
また、骨折や手術などの治療を終えたあと、「以前より動かしづらい」「こわばりが気になる」「思うように手を使えない」と感じている方もいらっしゃいます。
そのため、「どこが痛いですか?」だけではなく、普段どのような場面で困っているのかを大切にしています。
② 指や手首、肘の動きや感覚を確認します

お話を伺ったあとは、実際に指や手首、肘の動きなどを確認します。
例えば、
- 指はどこまで曲がるか
- 手首を動かすと違和感はあるか
- 肘の動きはスムーズか
- 左右で違いはあるか
などを確認します。
また、触れたときの感覚や筋肉の状態も見ていきます。
この確認は、「悪いところを探す」ためではありません。
その方に合ったセルフケアを考えるために行っています。
同じような症状でも、原因や体の状態は一人ひとり違います。
そのため、施術を始める前の状態を確認しておくことで、
「どのような方法が合いそうか」
という仮説を立てやすくなります。
③ 負担がかかって硬くなった筋肉をゆるめます

状態を確認したあと、必要に応じて施術を行います。
施術では、負担がかかって硬くなっている筋肉や筋膜に対して、
- 指を使った施術
- かっさを使った施術
などを行います。
強く押し続けることが目的ではありません。
筋肉の状態を確認しながら、その方に合わせて進めていきます。
「長い時間施術を受ければ良い」という考えではなく、
必要な部分に対して必要な施術を行うことを大切にしています。
④ 動きがどのように変わったかを一緒に確認します

施術が終わったら、もう一度、指や手首、肘の動きを確認します。
最初と比べて、
- 動かしやすくなったか
- 気になっていた動きに変化があるか
- まだ気になる部分はあるか
などを一緒に確認していきます。
必要に応じて、指や腕のストレッチも行います。
施術を受けて終わりではなく、実際に動きを確認することを大切にしています。
⑤ ご自宅でも続けやすいセルフケアをお伝えします

最後に、その方の状態に合わせたセルフケアをご紹介します。
例えば、
- 普段の手の使い方で気を付けたいこと
- 手や腕の負担を減らす動かし方
- 皮膚の感覚を目覚めさせるための方法
- 神経をやさしく動かすストレッチ
などです。
すべての方に同じ内容をお伝えするわけではありません。
お仕事や家事、趣味など、普段の生活は一人ひとり違います。
そのため、その方の生活に合わせて無理なく続けられる内容をお伝えしています。
また、必要に応じて、日々の食事や栄養についてお話しすることもあります。
一人ひとりに合わせて進めていきます
当日の流れをご紹介しましたが、内容はすべての方がまったく同じというわけではありません。
気になっていることや手の状態によって、確認する内容やお伝えするセルフケアは変わります。
「今日はここをもう少し確認した方がよさそう」
「この動きも見てみましょう」
というように、その方に合わせながら進めていきます。
初めての場所、初めての施術は、不安に感じることもあると思います。
だからこそ、わからないことや気になることがあれば、その場で遠慮なくお話しください。
安心してお話しいただける時間を大切にしながら、これからも手を使いやすい毎日につながるよう、一緒に確認していきます。

