手書きの書類を何枚も書いたあと、指先より腕がだるくなるのはなぜ?

申込書や住所変更の書類、何枚も続く記入用紙。

名前、住所、電話番号を書き、同じ内容を別の用紙にも書き込む。

最後の一枚を書き終えてペンを置いたとき、親指と人差し指の間が少し張っている。手首を動かしてみると、肘に近い腕の部分まで重く感じる。

文字を書いていたのは指先なのに、疲れているのは腕のほう。

そんな経験はありませんか?

文字を書くとき、指だけが動いているわけではない

ペンを持つときは、主に親指、人差し指、中指でペンを支えています。

文字を書くためには、この3本の指でペンの位置を細かく調整しなければなりません。

ところが、実際には指だけで文字を書いているわけではありません。

指を曲げる筋肉の多くは、肘から手首までの前腕と呼ばれる部分にあります。そこから伸びる腱が、筋肉の力を指へ伝えています。

さらに、ペン先を動かす間は、手首がぐらつかないように周囲の筋肉も働いています。

つまり、指先で行っているように見える筆記作業でも、前腕の筋肉が関わっているのです。

特に、細かい文字を枠内に収めようとすると、ペンを持つ指だけでなく、手首にも力が入りやすくなります。

同じ文字を何度も書くと、手の感覚が変わってくる

最初の一枚は、特に気にならずに書けた。

ところが、何枚も記入しているうちに、ペンを持つ指の位置を何度も直したくなる。

親指と人差し指の間を反対の手で押してみたり、ペンを置いて手首をぶらぶらさせたり。

書き始めと書き終わりでは、手の感覚が違っていることがあります。

ここで関係するのが、ペンを支える力と、文字を書くために動かす力の違いです。

ペンを落とさないように支える間、指の筋肉は力を出し続けています。

その状態で、文字の形に合わせて指や手首を細かく動かします。

ペンを強く握っている場合は、必要以上に筋肉が働き、疲れを感じやすくなることがあります。

ただし、疲れの感じ方は人それぞれです。

指先がだるくなる人もいれば、手のひらや前腕のほうが気になる人もいます。

書き終わったあと、腕のどこを触りたくなりますか?

ペンを置いたあと、反対の手で前腕を包むように握ってみる。

肘に近い部分を押したくなる人もいれば、手首に近い部分をさすりたくなる人もいるでしょう。

前腕には、指を曲げる動きや伸ばす動き、手首を動かす働きに関係する筋肉が集まっています。

そのため、同じ筆記作業でも、どのようにペンを持ち、どのくらい力を入れていたかによって、気になる場所が変わることがあります。

例えば、細いペンを強くつまむように持っていると、指先に力が集中しやすくなります。

一方、手首をほとんど動かさずに細かい文字を書き続けていると、手首の位置を保つために前腕の筋肉も働き続けます。

指先が疲れていると思っていたのに、実際には腕のほうをほぐしたくなる。

その感覚にも、手と腕のつながりが関係しているのです。

ペンの持ち方を変えるだけでなく、書いたあとの手にも違いがある

記入する書類が多い日は、途中でペンを置いて指を開いたり、前腕を机に支えたりすると、余分な力を入れずに書きやすくなる場合があります。

また、ペンの太さや紙の位置によっても、持ちやすさは変わります。

ただ、書き終わったあとに感じる手や腕の重さは、道具を変えたからといって必ずなくなるものではありません。

そんなとき、反対の手で自分の腕をさするのと、人に手や腕をほぐしてもらうのとでは、感覚が違います。

自分で揉む場合は、揉む側の手にも力が必要です。

人に施術してもらう場合は、施術を受ける側の手を動かさずに、力を抜いていられます。

また、自分では指先ばかり気にしていたのに、前腕に触れられたときの感覚が印象に残ることもあるでしょう。

香りと手のケアを組み合わせるとき

Heilunでは、そのときの状態や香りの好みをもとにアロマを提案し、アロマオイルによる手のマッサージと、手専門かっさを組み合わせたケアを行っています。

アロマオイルを使ったマッサージでは、手に触れられる感覚とともに、選んだ香りも感じられます。

香りの好みは、その日によって違うことがあります。

以前は好きだった香りが今日は少し強く感じられたり、普段は選ばない香りが気になったり。

その日の自分にとって無理なく感じられる香りを選ぶことも、ケアの一部分です。

また、手専門かっさは、指の曲げ伸ばしなど、手の動かしやすさにも目を向ける施術として組み合わせています。

香りを感じながらオイルで手をほぐしてもらうことと、かっさによるケアを受けること。

それぞれ異なる目的を持つ施術を、一度のケアの中で組み合わせています。

次に手書きの書類を書くときは

手書きの書類を何枚も書いたあと、ペンを置いて真っ先に触りたくなるのは、どこでしょうか。

ペンを支えていた親指と人差し指の間。

文字を書く間に位置を保っていた手首。

それとも、肘に近い前腕でしょうか。

文字を書いた時間が同じでも、疲れを感じる場所は人によって異なります。

そして、指先だけを使っていると思っていた作業が、実は腕の筋肉とも深く関わっていることに気づくかもしれません。

何枚もの書類を書き終えて、ペンを置いたあとの手。

自分で少し揉んで終わる日もあれば、誰かに手や腕をほぐしてもらいたくなる日もあるでしょう。

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